「2050年カーボンニュートラル社会の実現」という大きなゴールを目指し、グリーンイノベーション基金事業※のもと、鹿島建設・デンカ・竹中工務店をはじめとする55の企業・大学・研究機関がコンソーシアムを結成しました。本コンソーシアムは、2030年までを目標に、炭素を活用するためのコンクリート開発を進めていきます。
具体的には、コンクリートづくりにCO2を活用するための技術開発を推進し、コスト低減を目指した製造システムの開発にも取り組みます。さらに、確立した技術の品質管理・CO2の固定量を評価する手法の開発も行っていきます。
※グリーンイノベーション基金事業とは、「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が、研究開発・実証から社会実装までを10年間支援していく取組みです。
NEDOに2兆円の基金を造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取組む企業等を対象としています。


Carbon Utilized Concreteの頭文字を使った造語。
「二酸化炭素を活用する(=Utilize)
コンクリートをつくる」という
想いを込めたネーミングです。
同時に「空気」も連想させるような読み方に。
気体のように広がっていく円で
55団体の連携を表現しました。
コンソーシアム参画企業・大学・研究機関
● プラントメーカ
● プレキャスト製造メーカ
- 川岸工業株式会社
- ケイミューシポレックス株式会社
- ジオスター株式会社
- 株式会社スパンクリートコーポレーション
- 株式会社ダイワ
- 高橋カーテンウォール工業株式会社
- タカムラ建設株式会社
- 鶴見コンクリート株式会社
- 日本コンクリート株式会社
- 株式会社ノザワ
- 株式会社ホクエツ
- ランデス株式会社
● 商社
● 計測・システムメーカ
(カテゴリー内で五十音順)
※コンソーシアムには上記のほか1社の民間企業が参加